手話狂言

狂言のセリフの殆どは室町時代から江戸時代の頃までの古い口語ですが、
この古い言葉を私たちが現在使っている手話で表現するのは非常に困難です。
しかし、当劇団は和泉流狂言師・三宅右近先生の熱心なご指導により、
ろう者として本格的な狂言を、昔から継承された狂言特有の動き、運び足を
そのままに演じておりますが、手話の表し方も出来るだけ古い手話を使うように
心掛けております。
狂言の基本的な動きからセリフの手話の研究、また、狂言を観劇して身体の動きなどを
学び,古典芸能にふさわしい手話狂言を創ることに努めました。
三宅先生ご自身も、手話のセリフと声のタイミングや、間のとり方にもいろいろと
工夫を重ねられ、古典芸能の強靭さも持つ手話狂言が誕生しました。
セリフを手話で表情豊に表現し、その手話に声のセリフをアテレコすることによって、
聞こえる人も聞こえない人もともに楽しむことができます。


 


第31回手話狂言・初春の会
2012年1月21日・22日 国立能楽堂にて
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